2017年12月16日土曜日

カモフラのレッド


こちらのクロコスニーカーは、先月のオーダー会でご注文いただいたおりました no. 2979。

手染めによるカモフラージュのレッドです。

ご注文いただきましたお客様、ありがとうございました。

本日弊社から出荷となりましたので、数日中にお客様あてに販売店からご連絡が届くと思います。



染色前のワニ革クラストでスニーカーを作製し、手染めで染色するというメニューは、開始から1年少しになりましたが、これまで一番ご注文が多かったのはカモフラのレッドです。

通常、ファッションに使われるカモフラージュは、靴に限らずシャツやパンツを含め、圧倒的にグリーン系が多く、次にブルー系ではないかと思います。

しかし、私どもが先月までにいただいたオーダーでは、レッドが主になっています。

これは、オーダー会でカモフラレッドのサンプルを展示しているということがあると思います。



また、イタリア製でリアルクロコにカモフラのパターンが施され、しかもその色が赤となると、世界中を探してもなかなか見つからないと思います。

この希少性がウケるのではないでしょうか。


ちなみに、今回のカモフラのベースとなった赤の部分はちょっとだけピンクに近い薄めの赤です。



これはオーダー会で展示しているサンプル自体がそのような色合いになっているのですが、お客様によってはこの赤の部分をもう少し濃い赤にと希望される方もいらっしゃいます。

色の濃淡は見本がないと特定し難いアナログの世界のお話になってしまい、お好みに合わせるのは大変難しいのですが、ご注文いただく際にはできるだけご要望はお伺いするようにしています。

2017年12月11日月曜日

シボ感のあるカーフ

 
 2017年9月に販売開始されたクロコスニーカー no. 3658は、クロコとシボ感のあるカーフ(牛革)との組合せです。


色はイタリア語で「石油」と訳される「ペトロオーリオ」と「ブラック」の2色をご用意しています。

これまでの弊社のクロコスニーカーの多くはヴィンテージ系で、その製法は染色前のワニ革クラストを裁断縫製し、スニーカーのアッパーを仕上げた後に染色するものでした。

しかし、この秋冬の新作 no. 3658はヴィンテージ系ではなく、ワニ革もカーフも先に染色加工したものを裁断縫製しています。



特徴は、踵に貼り合わせたワニ革部を除き縫製用のミシンステッチがなく、非常にシンプルな構造になっていますので、今回は「素材を見てください」というスニーカーなのです。




さて、弊社のスニーカーはクロコを使うところが他メーカーさんとの一番の差別化になっているのですが、ここではカーフについてのご説明させていただきます。



冒頭でもご案内しました通り、no. 3658のクロコに合わせた素材はシボ感のあるカーフです。

実は、当初「シボ感のある・・」と言われ、ああそうかとそのまま納得していたのですが、では「シボ感」について詳しく説明しなさいと言われ、少し戸惑う自分がいました。

これではいけないとネットで調べ、出てきたいくつかの結果を大きくまとめると次の様になりました。


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シボ(皺)というのは、皮革表面の凹凸のあるしわ模様のことを言います。

皮革製品の表面にシワ模様を付けることをシボ加工といいます。

また、プラスチックや金属などを成形またはプレス加工する時に細かい凸凹模様をつける加工もシボ加工と言うそうです。

シボという言葉の由来は、平安時代からの和装礼服着装の際に成人男性が被る鳥帽子(えぼし)の凹凸模様を「シボ」と呼んでいたそうです。

革のシボ加工には大きく分けて二つの方法があります。

一つは手や機械でもんで付けるもみ加工と、もう一つは熱や薬品で収縮(シュリンク)させて付けるシュリンク加工です。

どちらも革が柔らかくなり、傷に強く、傷がついてもシボのお蔭で目立たず、曲げ伸ばしに強いという利点が有ります。
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シボ感について、お分かりいただけましたでしょうか。




お伝えし忘れるところでしたが、クロコスニーカー no. 3658にはペトロオーリオとブラック以外にも、別注の限定販売で「オルトロマーレ」というダークブルーがあります。

もちろんこちらのダークブルーにも、「シボ感のあるカーフ」が使われています。

2017年12月8日金曜日

自前のno. 2979 ワイン


こちらは私のクロコスニーカー no. 2979です。

パターンオーダー会を始めた頃にサンプルとして作製し、その後買い取らせていただいたので、履き始めから4、5年程経ったと思います。



先日、アウトソールをブラックに交換し、シューレースも合わせてブラックにしてみました。

靴の表情がガラッと変わり、違う靴の様で、合わせるファッションもチョット変わりました。



ワニ革部は定番にはないワイン色ですが、お手入れは時々デリケートクリームで保湿するくらいです。

最近は部分的に少し色落ちして、天然のグラデーションが出てきました。

私的にはいい感じになってきたと満足しています。

2017年12月6日水曜日

女性向けクロコスニーカー


私どもの催事用のメニューで、染色前のワニ革クラストで先にスニーカーを作製し、その後にお好みの色で手染め染色をしますというカラーオーダーをご用意しています。

一部のお客様には大変ご好評いただいています。



手染めですのでドラム染色と違い、任意の部位にお好みの配色が可能です。

濃淡のあるグラデーションや複数色での色付けをお選びいただけます。


通常、弊社は男性向けカジュアルを主に販売していますが、次回のカラーオーダー会では女性向けサイズをご用意いたします。



上段画像がそのスニーカーです。

左から、サイズ36、37、38。

センチでいうと、36が22.5~23.0cm、37が23.00~23.5cm、38が24.0から24.5cmくらいが目安でしょうか。

これまで弊社のイベントにご来場されたお客様から、女性向けはないのですか、と聞かれることがたびたびありました。

今回はそう言ったご要望にお応えできるよう、ご準備させていただきました。


ご主人様と同じ様なクロコスニーカーをお履きになりたいとお考えの奥様、またご自身と同じようなスニーカーを奥様にプレゼントされたいとお考えの方にお勧めしたいと思います。

年初のオーダー会からメニューに加える予定です。

現在は各サイズ1足づつのご用意ですが、もし好評いただける様であれば、少し数を増やしていきたいと考えています。




甲部先端の濃い色から胴部に向けて少しづつ薄くなり、胴部から踵にかけてまた濃くなっていくというグラデーション。



また、3色使ったカモフラージュなど、お好みの染色をお選びください。

2017年11月29日水曜日

クロコスニーカー カラーオーダー会 岩田屋本店 その2

昨日もお伝えしました通り、12月5日(火)まで福岡天神の岩田屋本店にて、クロコスニーカー DAMI(ダーミ)のカラーオーダー会を開催しております。


こちらは今回の展示の様子です。

福岡で行なうダーミの販売会は年に2回ほどです。

九州北部のダーミのお客様はもちろんのこと、宮崎や鹿児島といった九州南部や中国四国地方のお客様も、ぜひこの機会に岩田屋本館5階紳士靴売り場へお立ち寄りください。

2017年11月28日火曜日

クロコスニーカー カラーオーダー会 岩田屋本店 その1

 
11月29日(水)から12月5日(火)までの一週間、福岡天神の岩田屋本店にて、クロコスニーカー DAMI(ダーミ)のカラーオーダー会を開催いたします。
 
場所は、本館5階の紳士靴売り場です。
 
九州では年内最後のダーミの販売会となります。
 
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

2017年11月27日月曜日

レザーソール、ラバーソール

今日、久しぶりにドレスの革靴を履きました。
 
歩いているとツルツルとすべってコケてしまいそうで、大変でした。
 
 

私どもダーミの日本法人は2008年の設立以来、カジュアルシューズを主に販売してきました。
 

 
そのほとんどがゴム底、いわゆるラバーソールのスニーカーです。
 

 
フィレンツェで年に2回行われるファッション見本市のPITTI UOMOの弊社の展示では、ドレスの革靴も結構な数はあるのですが、日本国内の販売においてはスニーカーを主品目にしています。
 
私も常に自社製品を履きますので、外出の際はスニーカーです。
 
スーツを着用する時でさえ、スニーカーで合わせています。
 
 
しかし今日、何年かぶりにレザーソールの革靴を履いて外出しました。
 
まず、靴底が固く「返り」が悪いというのもありましたが、上体のバランスがこんなに取り難かったかというのが久しぶりに履いた印象でした。
 
スニーカーで慣れてしまった体には、走るのはチョット辛いように思いました。
 
その一番の理由は、靴と地面の接地面がすべりやすいからです。
 
普通の歩道の上ならまだまともに歩けるのですが、ラバーソールに慣れた体には、タイル敷きや大理石の上などはスケートリンクかと思う程。
 
また、歩道の上でも、黄色い視覚障害者向けの点字ブロックの上ではツルツルすべりました。
 
 
少し前に「スーツに合わせるスニーカー」の回の記事で、「スポーツ庁の鈴木大地長官がスニーカー通勤を推奨しています。」と書きました。
 
健康増進を目的としたスポーツ実施率を高めるためなのですが、今日は革底の靴が運動に向かないということをつくづく感じました。
 

 
もちろん革底靴には革底靴のメリットがあります。
 
まず、革底の靴の高級感はゴム底のものとは比べる余地はありません。
 
また何と言っても、革は水分吸収率が高いので、足がかく汗の湿気を吸収してくれます。
 
そして、ゴム底に比べると通気性があり、その湿気を排出します。
 
靴の中という閉ざされた空間で、蒸れた状態が続くラバーソールとでは足の病気になる可能性は間違いなく低下します。
 
しかし、その革底靴のメリットを持ってしても、何年も履いて慣れてしまったラバーソールのスニーカーによる運動機能の向上は捨て難いところです。
 
 
将来的には、運動に適したレザーソールか、健康により良いラバーソールが開発されていくのではないでしょうか。